【新しい道をつくる人】ディレクターから広告運用へ転身。今後は社内初の在宅勤務社員に。

前職は、携帯ショップを運営する企業の正社員。
管理職として店舗管理や接客を行っていたのですが、ノルマや成績のためには、お客様にとって不要なものまで売らなければいけないような仕組みがあり、その仕組みに疲れてしまっていました。

そんな私の、当時の転職基準は、頑張らずともできる仕事。

「事務職なら、与えられた仕事を定時までにこなせばいいのでは?」という甘い考えがあり、事務職を希望していました。

ハイファクトリの存在を知ったのは、知人の紹介でした。

当時、知人からWebディレクター職の募集が出ていると声をかけて頂いたのですが、事務職をメインに転職活動をしていたため、あまり乗り気ではありませんでした。
知人の紹介ということもあり、社長面接の機会を設けてもらいましたが、実はその場で選考を辞退しようと思っていました。

「私は自分が自信を持ってお勧めできるものをお客様に提供したい」。

しかし、Webディレクター職も前職と同様、高度なコミュニケーションスキルが必要であったり、お客様にがつがつと押し売りするイメージを抱いていたりと、「私は頑張ることが出来ないと思うため、この仕事は出来ないと思う」と正直に伝えました。

そんな発言に対して社長は、「なぜ頑張れないと思うのか」と質問を投げかけ、丁寧に私の話を聞いてくれました。
数字に追われることへの恐怖や、魅力的ではないものをお客様に無理やりに進めくてはいけなかったことなど、前職でのトラウマを包み隠さず話しました。

また前職と同じことになるかもという不安。

前職では残業が多く退勤時間が夜遅くになることもしばしば。
Web業界も同じだろうと思っていました。
誰かに何かを勧めたり、自分で考えなきゃいけないことが多かったりするWebディレクター職は、本当に務まらないと思っていました(笑)

しかし社長は、話を聴き続けながら、私の隠している何かを探ってくれていました。
そして「めちゃめちゃ頑固だ。」と言われたのですが、私は自分のことを頑固だと思っていなかったので、ピンときませんでした。
でも何度も「ほら、こういうところが頑固だよね。」と言われるうちに、自分でハッ!と気づいた瞬間があり、私は頑固だと納得しました。
1回の面接で私の性格を見抜き、悪いところはきちんと伝えてくれる。
今後もこうやって関わってくれるのなら、ここに入社したらもう一度がんばれる人になれるかもしれない、立ち直れそうと思いました。

この人なら私のことをわかってくれる。

そう思えたので、入社する覚悟が決まりました。
あのときは、業務内容よりも何よりも、社長の元で働きたいと思いましたね。
これだけ私の話に付き合ってくれて、向き合ってくれるならと信頼できたのが大きかったです。

ディレクター職を経験し、広告運用へ転身

ディレクター職を始めてみて、前職とは違って押し付けて売ることは無かったので安心しました。
自分の考えに自信を持って、お客様に必要なものを提供できること。やり遂げられる仕事(商品)に出会えたことは本当に有り難かったです。

前職では商品への自信は無かったけど、今はお客様に必要だと思うから伝えられる。

この違いは大きいです。

ディレクター職を約5年やったあとに、広告運用を担当していた方が退職したので業務が変わりました。

ディレクターの時から、そろそろ上の役職になってほしいと言われていたので、ちょうど良いタイミングでポジションを変えることになりました。
 

広告運用もディレクター職も、お客様に寄り添う仕事

広告運用のメインの業務は、求人サイトIndeedの広告運用です。

この仕事を始めたときには、私より適任がいるのではないかと思って自信が無かったのですが、お客様がどんな採用状況で、どれだけ人が欲しいか、どんな人に応募してもらいたいのかをヒアリングし、広告をうまく活用していくので、お客様に寄り添うのが大切な業務でディレクター職と根本は同じだったので、徐々にできるようになっていきました。

最初は数字に強くないとダメなのかなと思っていたのですが、それよりも一番大事なのはお客さんとのコミュニケーションスキル。

ディレクター職と共通することが多く、ディレクター職を経験してから広告運用ができて良かったなと思います。
 

ライフスタイルの変化にも対応できる仕組みをつくる人

今後は遠方へ引っ越しするため、在宅勤務となる予定です。

後輩達が様々な働き方ができるような仕組みをつくる人になりたいので、マニュアルづくりなどを進めています。

在宅勤務であれば、会社に毎日通えない方でも仕事ができる。

私が在宅勤務の働き方を仕組み化できたら、在宅勤務専任の方を募集できるようになって、より良い出会いがうまれるかもしれない。
在宅でもきちんと役割を果たせるように、そしてメンバーとの今までの関係性を変えることなく業務を進めていきたいと思っています。

求職者で応募しようか迷っている方には、少しでも気になるなら挑戦してみてほしいです。

今までの会社で嫌なことがあった人でも、がんばりたい気持ちがあれば全力でフォローしてくれるのがハイファクトリ。

一緒にできることがないか考えて、一緒に成長していける会社なので、知識がなくても諦めないで、やりたい気持ちがあるならぜひ応募してみてもらいたいです。

 
入社年度 2017年
キャリア 携帯ショップ販売
受賞歴 ハイファクトリAWARD2022 特別賞受賞