Webマーケティングコンサルタントへ導く~育成体制・風土について~

公開日: 2023/04/04
更新日: 2023/04/06

現在、Webマーケティングコンサルタントとして活躍中のメンバーは、全員未経験からのスタートです。
未経験者を積極的に採用する理由は、未経験の方の方が「成長したい」という向上心が高く、戦力化が早い傾向にあるためです。

しかし、未経験からのWebマーケティングコンサルタントへの挑戦はハードルが高く感じる方が多いため、弊社では育成体制を整えています。

新入社員さんの成長したいという気持ちを、先輩社員全員で後押ししていくのが弊社の育成方針。

目標達成するのは新入社員さん自身ですが、目標達成させるのは先輩、育成メンバーの役割だという考えで日々育成にあたっています。

そこで今回は、未経験から入社し、Webマーケティングコンサルタントになるまでの育成体制を説明していきます。

入社後の研修の流れ

入社後の研修制度を時系列で説明していきます。

入社してすぐには座学の研修から始まり、1ヶ月後からは実際に現場に出て実践を積んでいきます。
新入社員ごとに育成担当者がつくので、安心して業務をおぼえられるようになっています。

それでは、入社してからの流れを詳しくお伝えしますので、入社した際のイメージを膨らませながら読んでみてください。
 

入社~約1週間:OFFJTとOJT

入社後、Webマーケティング研修、会社研修、サービス研修、職種研修と、特別な研修を座学で行い、まずは知識を身につけていただきます。

その次に、座学で得た知識を活かし、実践に落とし込んでいきます。

実践することで、学びをスキルに変換していけるよう、先輩社員からの細やかなアドバイスやフィードバックを受けながら、一つずつ段階を踏んで進めていきます。

入社1週間~1ヶ月:座学研修とテレアポ業務

入社から1週間の座学研修を終えたあとは、営業職の基礎スキルが身に付くテレアポ業務に入っていきます。

テレアポ業務とは、お電話でお客様先にご連絡を行い、商談の約束を頂く効率的な新規案件の獲得方法です。
座学で学んで頂いた営業スキルを、実践に落とし込み、更に営業スキルを自分のものにしていきます。
初めてのテレアポは不安だと思いますので、こちらも先輩がしっかりとレクチャーして練習してから実際に電話をかけるようになります。

また、テレアポ業務にて、自身で獲得したアポイントは、ご自身で商談します。
最初は先輩に同行してもらい、先輩の営業スキルを現場で見ながら、更に営業ロジックプログラムを自分のものにしていきます。

1か月目は先輩の商談を見ながら学び、少しずつ自分が担当する場面を増やしていきます。そのフィードバックを先輩からもらい、更にスキルを定着させます。

入社1ヶ月目:現場で実践

1ヶ月目からは先輩メンバーの案件に同行したり、自身で獲得した案件の訪問を先輩に同行してもらったりと、現場での実践を始めます。

何事も経験することが一番上達するもの。

実践の場を1か月目から経験することで、日々の業務の意味やどのようにお客様と接していくのか?という応用方法も同時に身につけられるようになります。

入社2~3ヶ月目:一人で商談ができるように

先輩の商談の場を見たり、少しずつ発言の回数や場面を増やしていくことで、入社後2か月目には一人での商談も始まります。

そして3か月目には、基本的に一人で商談を行うまで成長することが出来ます。

もちろん、提案の進め方や方向性、コミュニケーションのアドバイスを先輩からもらいつつ、自分でもしっかりとお客様のことを考えながら提案を行います。

入社3ヶ月~1年目:自力で契約が取れるまでに成長

3ヶ月~1年の期間は、自身の力のみでお客様に価値を提供しご契約を頂けるようになるための期間です。

この時期は、目標達成のために自身の現状や成果を全て数値として捉え、客観的かつ具体的な行動計画を立てられるようにしていきます。
3ヶ月を乗り越えるまでは、目の前のことでいっぱいいっぱいになってしまう方もいますが、新卒入社のメンバーは少しずつ社会人生活にも慣れてくる時期です。
先輩が寄り添って指導していくので、不安になった場合にはすぐに相談してみましょう。

また、これまでは自分がどうするか?何を言うか?という自分のことしか見えていなかったものか、少しずつお客様のことを見ることが出来る様になっていきます。その上でどのような提案がお客様に対して適切か?お客様の本当に求めていることはなんだろうか?と、常にお客様の求めていることの本質、本心を掴み、提案すること、つまり、「ヒアリング」の重要さ、難しさを痛感する時期にもなります。

「ヒアリング」=確認
相手の発言と、自分の認識が合致しているかどうか?コンサルタントとして、最も重要な
相手目線で物事を捉えること、相手の求めていることを捉えること、この点をメインに、各案件ことに細かく確認とフィードバッグを重ねていきます。

入社から1年目以降も【3年目】まで育成担当者&上司がサポート

育成は1年目で終わりではなく、3年目までしっかりと育成するのがハイファクトリの強みです。多くの企業では入社して独り立ちしたら育成が終わるところが多いですが、弊社では3年目までサポートします。

より提案の幅を広げ、提案力の高い人材へと高みを目指し更に成長させていきます。

また、3年目以降は育成メンバーとして育成の心得やノウハウを身につけて頂きます。
こうすることで、育成文化を継承していきます。

新入社員ひとりに、必ず1名の育成担当者がつきます!

メインの育成担当者の先輩が必ず1名につき1名アサイン。
育成の先輩が必ず1名つくことで、その方の伸ばしていきたい良い点や課題をしっかりと見極め、成長スピードを早めます。

毎日業務日報をメインの育成担当に提出し、一日の振り返り、課題の抽出や対策方法が最適かどうか、明日の行動計画等を細かくフィードバックや振り返りを行います。

後輩へのフィードバックがしっかり伝わっているかは、先輩の腕の見せ所。

伝わっていなさそうには、表情などを見て、その方に伝えるためにはどのように伝えるのがベストか?どの部分が腹落ち出来ていないのか?を確認しながら丁寧に伝えますのでご安心ください。
時には1時間かけて、じっくり伝えることも。

育成担当となったからには、しっかりと独り立ちしてもらえるようサポートしています。
 

組織全員で育成するハイファクトリの文化と風土

育成メンバーは自分の担当の後輩だけでなく、新入社員全員の実績や良い点、課題を認識しています。

月に1回、ランチミーティングを開催し、それぞれの育成担当から報告し、育成メンバー全員で育成方針(課題、伝えるポイント、伝え方まで)を決定していきます。
ランチミーティングは一人ひとりの育成方針を丁寧に決定していくため、午前中の時間を全て使い話し合いを行うこともしばしば。
それほど、全員が自分ごとのように考えています。

また、定期的に先輩社員の受注率の高い秘訣を研修としてお伝えする機会も設けています。
座学の研修として時間を設けることで、日々の業務で培ってきた経験を知識として認識し、改めてインプットします。
そうすることで、自身の課題が明確になり、営業スキルの向上に繋がっていきます。

社員全員で一人ひとりの成長をサポートする体制が整っているので、ぜひ安心して未経験職種へのチャレンジをしていただきたいです。